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『大佐用』

狩野家の化物絵まとめ

「後絵巻紀」以後「近代」に至るまで、狩野家の画家(あるいはその絵を粉本としたひと)などによって描かれていた大部分が画像細胞を多くもった妖怪たちによる構成の絵巻物(およびその周辺資料)の様相をまとめたものです。確認次第増補して参ります。

狩野家の画家たちによる妖怪を描いた絵巻物には、土佐家の『百鬼夜行絵巻』を参考にしつつ、風景などとあわせて妖怪を描く形式の作品も残されていますが、最も多く見られるのは、妖怪一体一体を個別に描き連ねてゆく形式です。(風景描写が添えられるものもありますが、19世紀以後は省略される傾向がつよくみられます)ここでは主にその形式にのっとった作品を、ひろい意味での狩野家の妖怪画としてあつめています。

妖怪の「基本の呼び名」の部分は、絵巻物での確認数などを基準に暫定的に置いたものです。絵巻物には呼び名を一切書き入れてないものや、一部に呼び名を書き入れていないもの(理由は不明)があります。

基本の呼び名細別出土資料備考
あおにょうぼう青女坊尾田郷澄(1832)扇もってる
(呼び名なし)蕪雪(1918)扇は描かれてない
あかがしら赤がしら尾田郷澄(1832)
あかくち
あかじた
赤舌十界双六(17c)雲つき
あか口佐脇嵩之(1737)黒雲つき
(呼び名なし)狩野由信(1802)黒雲つき
赤口鳥羽僧正真筆黒雲つき
あか口妖怪カタログ-030黒雲つき
(呼び名なし)真田-百鬼夜行黒雲つき
あか口川崎-化物絵巻黒雲つき
赤舌季親義黒雲つき
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡黒雲つき
(呼び名なし)福美-詞入絵巻黒雲つき
赤口おかんじょろ黒雲つき、口のふちに黄毛
赤舌尾田郷澄(1832)黒雲つき、人面、天眼
あめふりこぞう雨ふり小蔵ばけ物つくし(19c)笠・下駄、豆腐なめ、雨つき
いがぼういが坊尾田郷澄(1832)
(呼び名なし)蕪雪(1918)いがが無い
いそがしいそがし尾田郷澄(1832)鼠色
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡鼠色〔爪の数など尾田と一致〕
(呼び名なし)蕪雪(1918)橙色、二眼
いぬがみ犬神十界双六(17c)僧衣墨
犬神佐脇嵩之(1737)僧衣墨
(呼び名なし)狩野由信(1802)僧衣墨
犬神川崎-化物絵巻僧衣墨
犬神季親義僧衣墨
犬神妖怪カタログ-030僧衣墨
犬がみ尾田郷澄(1832)僧衣あさぎ
(呼び名なし)真田-百鬼夜行僧衣あさぎ
犬神おかんじょろ僧衣あさぎ
狗神鳥羽僧正真筆僧衣緑
犬神歴博-化物絵巻僧衣黄墨
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡僧衣墨、〔ぬけ首の隣り〕
大坊主湯本-C僧衣墨、扇をつく〔犬面?〕
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)狩衣白、御幣持参
いぬ神湯本-C狩衣黄、舌出し
うしおに牛鬼十界双六(17c)六足、トゲトゲしい毛
牛鬼鳥羽僧正真筆六足、涅歯
牛鬼歴博-化物絵巻六足
牛鬼季親義六足
(呼び名なし)真田-百鬼夜行六足、赤眼
うし鬼川崎-化物絵巻六足、右眼青
うし鬼佐脇嵩之(1737)六足、青眼
(呼び名なし)狩野由信(1802)六足、青眼、涅歯
土蜘蛛尾田郷澄(1832)六足、金眼
鬼土鼠福美-詞入絵巻六足、金眼、〔おにつちねづみ〕
(呼び名なし)蕪雪(1918)六足、金眼
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡六足、黒っぽい
牛鬼おかんじょろ八足(つの描き損じのせい)
(呼び名なし)狩野由信(1802)八足、三眼、四角
うしおに(呼び名なし)鳥山石燕(18c)爪三本(画図百鬼では二本)
牛鬼尾田郷澄(1832)(石燕デザイン)爪三本
うそのせいれいうそのせいれい川崎-化物絵巻著物鷽柄(『好色敗毒散』)
うばがび(呼び名なし)鳥山石燕(18c)
うぶめうぶめ十界双六(17c)雨つき
うふめ佐脇嵩之(1737)雨つき
うふめ鳥羽僧正真筆雨つき
(呼び名なし)狩野由信(1802)
姑獲鳥尾田郷澄(1832)
(呼び名なし)真田-百鬼夜行ちょっとヘンな髪型
うふめ川崎-化物絵巻腰巻水色
(呼び名なし)暁斎漫画(1881)雨つき、後姿
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)火つき
うましか馬鹿尾田郷澄(1832)牛のつの×1
馬鹿季親義牛のつの×1
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡牛のつの×1
(呼び名なし)蕪雪(1918)鹿のつの×2
うみおとこ海男BYU-妖怪絵巻赤、浪つき
(呼び名なし)狩野由信(1802)赤、浪つき
うみざとう海坐頭尾田郷澄(1832)著物青海波、浪つき
うみぼうず海坊主十界双六(17c)浪つき
海坊主BYU-妖怪絵巻浪つき
(呼び名なし)狩野由信(1802)浪つき
うわんうわん十界双六(17c)涅歯、雲つき
(呼び名なし)なんけん(1731)白歯、下半身 は草で隠れる
うわん佐脇嵩之(1737)黄、涅歯
(呼び名なし)狩野由信(1802)黄、涅歯
うわん妖怪カタログ-030黄、涅歯
和無おかんじょろ黄、涅歯、へんな乳首
うわん川崎-化物絵巻黄、白歯
うはん湯本-C黄、白歯
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡
うわん暁斎漫画(1881)(石燕デザイン)色・黄土肉
(呼び名なし)真田-百鬼夜行肉色、涅歯
(呼び名なし)蕪雪(1918)青、無歯?
うはん鳥羽僧正真筆さつまいも色、涅歯
うはん季親義淡墨、白歯
元興寺尾田郷澄(1832)緑、白歯
おそうおそふ湯本-C
おとろしおとろし十界双六(17c)
おとろし佐脇嵩之(1737)
(呼び名なし)狩野由信(1802)
おとろし川崎-化物絵巻
おとろし妖怪カタログ-030
(呼び名なし)真田-百鬼夜行
毛一杯尾田郷澄(1832)
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡
於登志おかんじょろ
(呼び名なし)稀覯本表紙青、髪型みだれている
おとろし鳥羽僧正真筆黄、〔おどろおどろ〕
ししこり福美-詞入絵巻
(呼び名なし)徳川公爵(1744)
おやにらみ親白眼季親義
後眼尾田郷澄(1832)
かげぼうし陰法師歴博-化物絵巻障子つき
(呼び名なし)尾形洞谷(1802)白描、口から何か吹いてる
がごぜがごう十界双六(17c)
がごぜ佐脇嵩之(1737)黄、白衣、涅歯
ガゴゼ歴博-化物絵巻黄、白衣、涅歯
(呼び名なし)蕪雪(1918)黄、白衣
かごぜ鳥羽僧正真筆赤、水色雲柄衣
(呼び名なし)徳川公爵(1744)赤、白衣
がごう妖怪カタログ(1764)赤、白衣
(呼び名なし)狩野由信(1802)赤、白衣
(呼び名なし)真田-百鬼夜行赤、白衣
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)赤、白衣、涅歯
赤入道尾田郷澄(1832)赤、白衣
かこせ妖怪カタログ-030赤・黄?、白衣
加古勢伊おかんじょろ緑衣しぼり柄
宗像御前の怨霊福美-詞入絵巻緑衣
かこせ湯本-C黄、白衣、屏風つき
かしゃやしゃ十界双六(17c)
火車鳥羽僧正真筆黒雲つき、緑
(呼び名なし)真田-百鬼夜行黒雲つき、緑
火車歴博-化物絵巻
火車喜多川歌麿緑、口がちがう
(呼び名なし)蕪雪(1918)
くはしゃ佐脇嵩之(1737)黒雲つき、白
(呼び名なし)狩野由信(1802)黒雲つき、赤
火車おかんじょろ赤、車がかじ棒だけ
かっぱ(呼び名なし)狩野宗信(17c)川つき、黄、着衣と裸、凹頭
かっぱかつは十界双六(17c)川蓮つき
(呼び名なし)なんけん(1731)川つき、(簡単な草線描き)
かわつは佐脇嵩之(1737)川蓮つき、淡茶
河童鳥羽僧正真筆川蓮つき、茶
かわつは妖怪カタログ(1764)川蓮つき、黄
(呼び名なし)狩野由信(1802)川蓮つき、黄
(呼び名なし)真田-百鬼夜行川蓮つき、黄
川わらふ湯本-C川蓮つき、黄
かわつは妖怪カタログ-030川蓮つき、黄
加津波おかんじょろ川蓮つき、黄、手が長すぎ
川童歴博-化物絵巻川蓮つき、茶、体毛
(呼び名なし)蕪雪(1918)川蓮つき、茶、体毛
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)川蓮つき、甲あり
川太郎尾田郷澄(1832)川つき
かまいたち窮奇尾田郷澄(1832)(石燕デザイン)
かみきりかみきり十界双六(17c)斑点
かみきり佐脇嵩之(1737)緑、鼻孔赤
髪切季親義緑、鼻孔赤、斑点
かみきり妖怪カタログ(1764)緑、白い斑点たっぷり
髪切り鳥羽僧正真筆緑、鼻孔黒
(呼び名なし)狩野由信(1802)緑、鼻孔も同色
(呼び名なし)真田-百鬼夜行鼻孔なし
(呼び名なし)蕪雪(1918)青、鼻孔なし、斑点
天狗裸子尾田郷澄(1832)
髪切おかんじょろ青、嘴手足が黄
鳶鬼福美-詞入絵巻黄、手のハサミなし
かみきり湯本-C墨、はさみに毛、甲殻
かわうそ(呼び名なし)鳥山石燕(18c)笠着用、魚持参
きつね(呼び名なし)狩野宗信(17c)狐×3、女×1、僧×1、川つき
きつねび(呼び名なし)狩野宗信(17c)茶×2、白×1、骨
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)雨つき、茶×2、骨
きなこぼう黄粉坊尾田郷澄(1832)黄、白眼
(呼び名なし)蕪雪(1918)白、赤眼、著物緑
くろけぶり黒煙歴博-化物絵巻顔は三ッ
(呼び名なし)衛彦-化物草子顔は三ッ、〔歴博とかなり近い〕
あすこここ尾田郷澄(1832)顔は四ッ
(呼び名なし)蕪雪(1918)顔は一ッ
ごたいめん五体面尾田郷澄(1832)八の字ひげ、月代
(呼び名なし)蕪雪(1918)口のまわりひげ、月代
下国の人ばけ物つくし(19c)口のはたにひげ、月代
さかがみ逆髪尾田郷澄(1832)
逆髪歴博-化物絵巻右手で髪つかむ
(呼び名なし)蕪雪(1918)右手で髪つかむ
しょうけらせうきら十界双六(17c)
セウキラ歴博-化物絵巻
(呼び名なし)狩野由信(1802)緑・赤
世宇計羅おかんじょろ緑・黄
しゃうけら妖怪カタログ-030
しゃうけら佐脇嵩之(1737)
(破損)鳥羽僧正真筆
せうきら湯本-C
白子ぞう尾田郷澄(1832)
かもせひ福美-詞入絵巻
せうけら暁斎画談(1887)(石燕デザイン)色・白緑墨隈
しらちご白ちこ湯本-C犬面、帖面をみる
しろうかり白うかり尾田郷澄(1832)黄眼、朱い髭と腋毛
(呼び名なし)蕪雪(1918)黄眼、朱毛なし
白うかりばけ物つくし(19c)牙が生えてる
だいちうち大地打歴博-化物絵巻茶、きづち
大地打季親義淡茶、きづち?
金槌坊尾田郷澄(1832)黄、かなづち
たつたひめたつだひめばけ物つくし(19c)官女姿、御簾つき
(だっちょ)大化歴博-化物絵巻白、足一本
(呼び名なし)尾田郷澄(1832)白、足一本赤斑点、水蹼
(呼び名なし)蕪雪(1918)白、足一本
たぬき(呼び名なし)鳥山石燕(18c)皷腹
狸の腹鼓尾田郷澄(1832)皷腹、草つき
つちぐも土蜘歴博-化物絵巻僧衣、八手二足
てのめ手目坊主尾田郷澄(1832)(石燕デザイン)草つき、橙衣
(呼び名なし)湯本-B(石燕デザイン)草つき、白衣
てんぐ天狗十界双六(17c)山つき、山伏姿
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)木つき、鳥姿
どうのつら胴面尾田郷澄(1832)八の字ひげ、白腰巻
(呼び名なし)真田-百鬼夜行(『山海経』の刑天)
どうもこうもどふもこふも尾田郷澄(1832)緑、著物蔦柄、舌出し
どふもこふも季親義緑、舌出し
右も左も歴博-化物絵巻赤青、舌出し
どふもこふもばけ物つくし(19c)片方がハゲ、袴
なきひとなきひと妖怪カタログ(1764)
(呼び名なし)狩野由信(1802)鼻毛
なでざとう撫坐頭尾田郷澄(1832)著物黄、手四指、足水蹼
にがわらいにがわらい尾田郷澄(1832)
にがわらひばけ物つくし(19c)
にほんあし二本足尾田郷澄(1832)赤ふんどし、白たび
(呼び名なし)歴博-化物絵巻赤ふんどし、白たび、手がある
ぬけくびぬけくび佐脇嵩之(1737)著物花柄、櫛笄鼈甲
抜首おかんじょろ著物緑、大きな櫛+笄
(呼び名なし)狩野由信(1802)著物山水
呂久呂頭鳥羽僧正真筆著物笹柄
ろくろくび季親義
ろくろ首歴博-化物絵巻著物菊柄
ぬけ首川崎-化物絵巻著物水色
ぬけくひ妖怪カタログ-030著物水色
ぬけ首喜多川歌麿著物緑色、髪型がちがう
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡〔犬神と重なってる部分のみ〕
(呼び名なし)蕪雪(1918)著物菊柄
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)櫛、笠と杖と風呂敷包?
ぬけくひ湯本-C著物黄、枕じゃなくて炬燵
ぬっぺっぽうぬっへっほう十界双六(17c)
(呼び名なし)なんけん(1731)目がひらいてる、腕毛
ぬっへっほう佐脇嵩之(1737)
ぬっへっほう鳥羽僧正真筆
(呼び名なし)狩野由信(1802)
ぬっぺらぼう尾田郷澄(1832)
(呼び名なし)真田-百鬼夜行白、口がある
ぬっへっほう川崎-化物絵巻肉色?
奴辺波宇おかんじょろ肉色・黄色
人犬・へらほう福美-詞入絵巻
ぬっへっほう湯本-C淡墨、腰巻
(呼び名なし)湯本-B(石燕デザイン?)
ぬっべっほう妖異風俗-挿絵(石燕)蟇蛙や狐狸の化けたの
ぬらりひょんぬらりひょん十界双六(17c)帯刀
(呼び名なし)なんけん(1731)帯刀
ぬらりひょん佐脇嵩之(1737)帯刀
ぬらりひょん妖怪カタログ(1764)帯刀
(呼び名なし)狩野由信(1802)帯刀
ぬらりひょん尾田郷澄(1832)帯刀
(呼び名なし)真田-百鬼夜行帯刀
ぬらりひょむ鳥羽僧正真筆
ぬらりひょん妖怪カタログ-030
奴羅利栗おかんじょろ黄、赤眼、著物が派手
(呼び名なし)蕪雪(1918)顔が青い
ぬらりひょむ湯本-C頭が小さい
(呼び名なし)湯本-B(石燕デザイン)駕篭なし
ぬらりひょん暁斎漫画(1881)(石燕デザイン)
ぬりかべぬりかべBYU-妖怪絵巻白、青眼、耳模様白
(呼び名なし)狩野由信(1802)黄白、青眼、耳模様赤
ぬりぼとけぬりほとけ十界双六(17c)背毛
ぬりほとけ妖怪カタログ(1764)背毛
(呼び名なし)狩野由信(1802)背毛
塗仏鳥羽僧正真筆背毛
ぬり仏川崎-化物絵巻背毛
(呼び名なし)真田-百鬼夜行背毛
黒坊尾田郷澄(1832)背毛
塗仏おかんじょろ背毛、なにもかもが真っ黒
ぬりほとけ湯本-C背毛、印むすぶ
海坊主福美-詞入絵巻背毛、抜眼なし
ぬりぼとけ佐脇嵩之(1737)背毛が魚尾っポイ
ぬりほとけ妖怪カタログ-030背毛がすこし魚尾に近い
(呼び名なし)蕪雪(1918)(背毛の部分が描いてない)
ぬり仏暁斎漫画(1881)正面、螺髪、耳環
ぬれおんなぬれ女十界双六(17c)雨つき
ぬれ女佐脇嵩之(1737)雨つき、蛇体藍
ぬれ女鳥羽僧正真筆雨つき
奴礼女おかんじょろ雨つき、赤(桜)
ぬれ女妖怪カタログ(1764)雨つき(縦)
ぬれ女妖怪カタログ-030雨つき(縦)
(呼び名なし)狩野由信(1802)
(呼び名なし)真田-百鬼夜行火をふいてる
濡女尾田郷澄(1832)蛇体緑、の字まき
さら蛇季親義蛇体緑、の字まき
ぬれおんなぬれ女暁斎漫画(1881)無眼、行水姿、(オリジナル?)
ねこ(呼び名なし)狩野宗信(17c)上人下猫、屏風にのる
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)猫のまま、手ぬぐい着用
ねこまたねこまた十界双六(17c)著物唐草柄
猫また佐脇嵩之(1737)著物輪柄、川つき
ねこまた鳥羽僧正真筆著物波柄、川つき
猫また季親義著物雲柄、川つき
(呼び名なし)狩野由信(1802)著物赤
ねこまた湯本-C三絃の棹が枝
猫また川崎-化物絵巻猫耳
猫また尾田郷澄(1832)著物緑、尾×2
猫股おかんじょろ
のぎつね野狐佐脇嵩之(1737)川つき、ぞうり着用、著物紅葉
(呼び名なし)狩野由信(1802)川つき、ぞうり着用
野狐鳥羽僧正真筆川つき、ぞうり着用
きつね季親義川つき、ぞうり着用
野きつね湯本-C川つき、ぞうり着用、
(呼び名なし)妖怪カタログ-026川つき、ぞうり着用
野狐妖怪カタログ-030川つき、ぞうり着用
野狐おかんじょろ川つき
野狐尾田郷澄(1832)ぞうり着用、ショートカット
野きつね川崎-化物絵巻著物すすき、前帯
のぶすま(呼び名なし)狩野宗信(17c)おなか
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)せなか
はじかきハヂカキ歴博-化物絵巻
はぢっかき季親義
(呼び名なし)尾田郷澄(1832)
(呼び名なし)蕪雪(1918)白、手が淡桜色
ひとつめぼう一目坊尾田郷澄(1832)目の上から何か発射
(呼び名なし)蕪雪(1918)目の上の点なし非発射
ひふき火ふき尾田郷澄(1832)
(呼び名なし)衛彦-化物草子裸女、頭につの×2
ひょうすべひゃうすべ十界双六(17c)
へうすへ佐脇嵩之(1737)
へうすへ鳥羽僧正真筆
へうすへ妖怪カタログ-030
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡〔原装では赤舌の前か?黒雲〕
ヒャウスベ歴博-化物絵巻
(呼び名なし)狩野由信(1802)
辺宇須遍おかんじょろ赤、手足は青
ひゃうすべり尾田郷澄(1832)腕に環っかつけてる
ふらりびふらり火十界双六(17c)
ふらり火佐脇嵩之(1737)赤、闇つき
(呼び名なし)狩野由信(1802)赤、火気は赤と淡青
ふらり火妖怪カタログ-030赤、火気は赤と淡青と黄
ふらり火鳥羽僧正真筆
里羅利火おかんじょろ赤、火気がしだれ状
ぶらり火季親義白、火気は赤
(呼び名なし)稀覯本表紙白?、火気が極彩色
ふらり火川崎-化物絵巻黒、火気は赤
そはおしき福美-詞入絵巻黒、火気は黄、〔そばおしき〕
べかたろうべくわ太郎尾田郷澄(1832)
べっかっこうぶかっこう尾田郷澄(1832)
へびがみへび神十界双六(17c)道服
とうひゃう湯本-C狩衣?、後姿、〔とうびょう〕
みこしにゅうどう見こし入道十界双六(17c)見越されかけてる人つき
(呼び名なし)徳川公爵(1744)青鼠色、赤衣、杖
(呼び名なし)真田-百鬼夜行青鼠色、赤衣、杖
見越入道おかんじょろ淡青、緑衣、杖
見越入道佐脇嵩之(1737)白衣、杖
大僧妖怪カタログ(1764)白衣、杖、まゆげパーマ
見越入道妖怪カタログ-030白衣、杖、黄眼
みこし入道鳥羽僧正真筆赤衣、杖
(呼び名なし)狩野由信(1802)淡墨衣、杖
覗坊尾田郷澄(1832)緑、著物蜘巣柄、杖
みこし入道湯本-C白衣
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)木つき、白髪
みのけだちみの毛よだつ歴博-化物絵巻茶、水腰巻
身の毛立季親義茶、緑腰巻
じゅうじゅう坊尾田郷澄(1832)白、唇笹紅、赤腰巻
めひとつぼう目一ッ坊十界双六(17c)
目ひとつ坊鳥羽僧正真筆
目一ッほう川崎-化物絵巻
目ひとつぼう佐脇嵩之(1737)ひげボツボツ、破僧衣
目ひとつほう妖怪カタログ-030ひげボツボツ
(呼び名なし)ひげボツボツ
めひとつ坊湯本-Cひげボツボツ
目一坊おかんじょろひげボツボツ、黄
横目五郎尾田郷澄(1832)
(呼び名なし)真田-百鬼夜行口のまわりひげ
青坊主暁斎漫画(1881)ひげ、扇と数珠をもつ
ももんじい蒙悶祖父歴博-化物絵巻
やくびょうがみやくびゃう神十界双六(17c)雲乗、腰に団扇
やなり屋なり湯本-C二匹、吹抜屋台つき
やまあらし山あらし尾田郷澄(1832)
のぶすま季親義朱、とげとげなし
やまうば山姥十界双六(17c)山つき、杖左手
山うば佐脇嵩之(1737)山つき、杖左手
(呼び名なし)鳥山石燕(18c)杖左手、栗・瓢持参
山姥鳥羽僧正真筆杖右手
山姥季親義杖右手
山姥尾田郷澄(1832)杖右手
山うは妖怪カタログ-030杖右手
山姥川崎-化物絵巻杖右手
山男歴博-化物絵巻杖右手
(呼び名なし)狩野由信(1802)杖右手、肌が青赤でヤバイ
(呼び名なし)真田-百鬼夜行杖右手、肌が真っ赤
山姥おかんじょろ杖右手、ヒイラギな葉衣、肌青
山うはあしなか(37)杖右手、左手に数珠もってる
やまびこ山びこ十界双六(17c)
(呼び名なし)なんけん(1731)
山びこ佐脇嵩之(1737)黒、腹毛黄
山彦鳥羽僧正真筆
山ひこ川崎-化物絵巻黒、腹毛白
山ひこ湯本-C黒、腹毛白
山ひこあしなか(37)
山彦歴博-化物絵巻黒、腹毛桜黄の縞
幽谷響尾田郷澄(1832)黒、腹毛赤
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡黒、腹毛赤(淡い)
山ひこ妖怪カタログ-030黒、腹毛赤・白、口がでかい
(呼び名なし)狩野由信(1802)黒、腹毛黄→赤ぼかし
山彦おかんじょろ黒、タマが赤
やまわろ山わらう十界双六(17c)枝両手
(呼び名なし)なんけん(1731)枝両手
山わらう佐脇嵩之(1737)枝両手
山わろう妖怪カタログ(1764)枝両手
(呼び名なし)狩野由信(1802)枝両手
山わらう鳥羽僧正真筆枝両手
山童歴博-化物絵巻枝両手
山童季親義枝両手
山わらは川崎-化物絵巻枝両手
山笑おかんじょろ枝両手
山わらふあしなか(37)枝両手?(左腕描いてない)
しい福美-詞入絵巻枝両手
山童尾田郷澄(1832)枝右手、左手のもの不明
(呼び名なし)蕪雪(1918)(手の部分描かれず)紫色
ゆうれいゆふれゐ佐脇嵩之(1737)すけすけ経帷子
幽霊鳥羽僧正真筆すけすけ経帷子
(呼び名なし)狩野由信(1802)すけすけ経帷子
ゆうれい妖怪カタログ(1764)経帷子なし、火みたいな息
ゆふれい川崎-化物絵巻淡青、経帷子なし
亡魂季親義淡青、経帷子なし
幽霊歴博-化物絵巻すけすけ経帷子?、雨つき
(呼び名なし)蕪雪(1918)青、〔歴博のと同類〕
幽霊尾田郷澄(1832)縮髪、すけすけ経帷子
霊魄歴博-化物絵巻普通の経帷子、雨つき
幽霊おかんじょろ普通の経帷子、淡青
ゆうれい湯本-C両手で杖
ゆきおんな(呼び名なし)狩野宗信(17c)雪山つき、手黒、すっぽんぽん
ゆきおんなゆき女十界双六(17c)雪山つき
ゆき女佐脇嵩之(1737)雪山つき
雪女妖怪カタログ(1764)雪山つき
雪女川崎-化物絵巻雪山つき
(呼び名なし)狩野由信(1802)雪山つき、著物淡墨?
雪女鳥羽僧正真筆墨輪郭なし、雪地つき
雪女季親義墨輪郭なし、雪地つき
雪女尾田郷澄(1832)無髪、雪地つき
ゆめのせいれいびんぼう神十界双六(17c)
精霊歴博-化物絵巻白衣
夢のせいれい佐脇嵩之(1737)白衣
ゆめせいれい妖怪カタログ(1764)白衣
(呼び名なし)狩野由信(1802)白衣
夢の精霊鳥羽僧正真筆白衣
夢のせいれい川崎-化物絵巻白衣
夢の精霊季親義白衣
山親父尾田郷澄(1832)茶、白衣
夢之勢おかんじょろ淡緑衣
よばいぐもよばいぐもばけ物つくし(19c)(春英デザイン)
わいらわいら佐脇嵩之(1737)緑、青眼
はいら鳥羽僧正真筆
わいら川崎-化物絵巻
(呼び名なし)狩野由信(1802)
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡
和伊羅おかんじょろ
(呼び名なし)真田-百鬼夜行頭青体緑
わゐら尾田郷澄(1832)藍、黄眼
(呼び名なし)尾形洞谷(1802)白描、幕からでてくる
牛かわす福美-詞入絵巻茶藍、〔牛蛙の意?〕
わうわうわらわら十界双六(17c)涅歯
わうわう佐脇嵩之(1737)黄、涅歯
あふあふ川崎-化物絵巻黄、涅歯
わうわう妖怪カタログ-030赤・黄?、涅歯
わうわう妖怪カタログ(1764)赤、涅歯
(呼び名なし)鳥羽僧正真筆赤、涅歯
(呼び名なし)狩野由信(1802)赤、涅歯
(呼び名なし)妖怪カタログ-026赤、涅歯、背景墨つぶし
おどろし季親義朱、涅歯
うわんうわん尾田郷澄(1832)黄、涅歯
すい福美-詞入絵巻黄、涅歯、〔けもの偏に推?〕
(呼び名なし)真田-百鬼夜行肉色、涅歯
(呼び名なし)新柏-絵巻断簡
和阿波安おかんじょろ赤、黄歯
不明(一ッ目)(呼び名なし)鳥山石燕(18c)著物亀甲柄、〔山童なの?〕
不明(鼻が大きい)(呼び名なし)蕪雪(1918)青、〔天狗っポイ〕
(土佐家とげとげ)(呼び名なし)蕪雪(1918)
(土佐家大きな布)(呼び名なし)稀覯本表紙藍墨?、火を吹いてる