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お題の妖怪を自由に描いたり、あるいは「どんなやつだろう」と考えたりする「画像妖怪お題絵」に寄せられたいろいろ

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2012.10.22- お題になった画像妖怪の画家…………永島芳虎

張り付き鼠山中を歩いているとどからともなく人の背中に飛来し張り付く。張り付かれた者は急に道から外れ山深くへ入って迷ってしまう。これを防ぐには抜け落ちた猫の髭を持ち歩くと良い。※取っ捕まえても身が極薄なので食いでは無い。(ももんが) ●戦時中はこれに味噌まいてクレープみたいにして食った。
衣摸摸具和化(エモモンガケ)本体は骨だけの姿で、衣紋掛けに化けて軒先や室内にぶら下がる。人が知らずに衣服を掛けると、それを身として飛び去ってしまう。これを除けるには、「武田鉄矢刑事物語」と書かれた札を貼るとよいという。泥虫) ●「吉田拓郎唇をかみしめて」と書いて貼ると引っ越していく。
ネコノシタ牛乳を温めるとできる膜の精。膜を食べない子どもが一人いるとネコノシタが一匹死ぬという。愛知県知多半島では子どもが産まれるとネコノシタの凧を疱瘡よけとして贈る。(ロブ・ゾンビちゃん) ●触るとしわしわってなるよ。しわしわっ。
ハバタクス(ネクイ種)妖怪を喰う妖怪と言い伝えられ、妖怪界でも未だに子供を寝かしつけるのに「ハバタクスを呼ぶぞ」と脅す地域が多く見られる。ネクイ種とは全長三メートル以上になる種のことで、画図は理想的なネクイ種である。(からす) ●何を食べないでいると一匹死にますか。 


カミヒトデ紙のように薄いヒトデ、噛みつくヒトデなど諸説あるが、その生態からして後者とみるのが妥当。腕の毒針で獲物を弱らせ丸齧りする。本図は捕食の決定的瞬間。(岩里藁人) ●逃げることが出来ても体に残った毒針からカミヒトデが生えてくる。


へきさごん様江戸時代末期、江戸湾の台場に祠があったとされる流行神の一種。その姿はムササビのようである。この神に気に入られると顔が売れ、名が売れるとされ役者、芸者衆からの信仰が篤かったという。しかしながらそれも一過性のものであり、へきさごん様を祀っていた島田某という者が禊を怠ったためにその神威が失われ、島田家は断絶、氏子たちも次々と身を持ち崩したという恐ろしい話が伝わっている。紀伊国亭むじな(たい) ●珍海東(ちんかいとう)とかいう唐人の廟の近くにあったって巨泉が言ってた。


葉片果片(はびらかびら) 降り積もった枯れ葉が集まり妖怪となった。打鳥 ●みのむしを蛇蝎のごとく嫌ってる。

偽神暗鬼:ギシンアンキこの絵を逆さに返すと、山羊を思わす顔が現れる。これを暗鬼という。歪な六芒星は偽神という。我々の住む世界はこの二種により作られた世界であるが、その意図は何者も知り得ないという。作り出したものにすら。(さんた) ●ラスコーの壁画よりもふるきものの姿なり。
飛鼠網(ももんがーみ)投網の要領で、ぶーんと一飛びすると、その下にいる人間の網膜をちょびっと奪いそれを集めて巣にする。(むくひ) ●その絶妙の加減で網膜をすくい取る技はマメハチドリの羽ばたきを超える繊細さ。


晩かち(ばんかち)北国に出没する獣で、ばんどり(むささび)の類。これを見るのは吉兆で、むかし不器用男の前に群れで現れたというよ。tera ●虎みたいなしま模様の晩かちが家に舞い込むとひと騒動おきるよ。


濡れ布巾(ぬれふきん)夜に寝ている人のところへ音も立てずに飛んできて、顔に覆いかぶさり窒息死させてしまう恐るべき妖怪。その質感は塗れた布巾に似ているという。両手足が鉤爪になっており、顔に覆いかぶさった後がっちり食い込むので狙われると致死率は極めて高い。険悪な夫婦仲、こじれた嫁姑関係、介護問題、金銭的に育児が難しい家庭などに現れるとされる。 天狛燈火 ●業務用ドライアーによわい。


活き帷子「いきかたびら」と読む。長野県の山中に出没したムササビに似た妖怪。鋭い牙と鉤爪を持っており、肉食性で獰猛な性質だと言われる。普段は巣穴に閉じこもって出てこないが、獲物を見つけた時の早さは風にも勝る。名前は飛ぶ姿が死人に着せる「経帷子」を連想させる事から名付けられた。古書に曰く「風に乗りて舞い飛ぶ姿まるで飛鳥の如し。薄物に似たる躯(むくろ)にて人々にわざわひ為したるは、のぶすま、ももんぐわあの類ならんか」とある。熊猫堂 ●この妖怪のツメを「ぬい針」にすると着物がうまくぬえるよ。

メヂカラ「アイツの目力はスゴい」とかいう時はこいつらが憑いている。憑かれている時間が長いと頭が痛くなってくる。(田中良平) ●松山英太郎みたいな目にも対応ずみ。