お題の妖怪を自由に描いたり、あるいは「どんなやつだろう」と考えたりする「画像妖怪お題絵」に寄せられたいろいろ
◆いつつめのおだいはこちら
2012.12.22- ◎お題になった画像妖怪の画家…………喜多川月麿
◎面の皮/生前ふてぶてしい態度ばかり取り続けた人間が死後なってしまう妖怪。この妖怪はニキビが好物で、これにニキビを食われると跡が残ってしまう (ぎんいろかみ) ●プロアクティブのあの歌もうたえる。
◎死なぬ茶坊主/ゾンビ化した茶坊主。足袋は黄色。(ロブ・ゾンビちゃん) ●キューバ産のお茶に凝りすぎて赤字。
◎壁ドン/これに壁際に追いつめられると腰がくだける(鮎屋ユンタ) ●強力なドンをするため、毎朝毎夕牛乳のんでる。
◎ヨッテク同行/子の刻に街をさまよう亡者の一行。飲み屋の前で、一人が「ヨッテク?」と問う。大抵は仲間が「イヤヨラン」と首を振って去るが、時折「イイネ!」と応えて店に入ってしまう。入られた店の客は深酒をし終電を逃すという。(泥虫) ●七人同行や七人みさき達の多くはこれへのクラスチェンジを実は争っている。
◎「なんやねん」と「なんでやねん」/お腹をすかしているが何を食べていいかわからず、変なコトを言う。「腹減ったわー。足袋食べたい。」「なんでやねん」(田中良平) ●「福助」よりも「めうがや」の足袋のほうが消化がいい。ンナアホナ。
◎ナカジマ/日曜日、心が弱る逢魔が時に現れ、その名を呼び(おーい、磯野等)、楽しい世界に連れ去る。しかし、正気に戻った時、恐れに立ち向かわなくてはならないという。『姉妹社秘史』より (さんた) ●あの海洋性家族の長男が坊主頭なのはこの妖怪に対する供養。
◎沙爬銀(しゃはぎん)/
異国の河童。水辺に小さな集落を築く。(打鳥) ●南蛮船に乗り出島経由で日本の国に入って来たがザリガニとなわばりあらそいをくりひろげて疲弊。大規模繁殖にはまだ到ってない。
◎井戸端餓鬼(いどばたがき)/餓鬼道に堕ちた亡者の一種。人の噂話しか食べられないので長屋の井戸端などに迷い出てくるが、食べる噂には根も葉もないので腹が満たされることはない。人間界の七十五日を一日として、一万八日間苦しむ。茹でるとダシがとれる。(tera) ●ダシはホテルのバター風味。
◎忙念怪(ぼうねんかい)/江戸、新橋に現れたという亡者の霊。大晦日に地獄の責め苦から逃れたものが、現世で宴を開き、したたかに酔っ払って、三が日が終わるころに地獄へ戻っていくという。「沙畜」などという別名を持つものもおり、それは宴にも出られずにいる者を言うとされる。(紀伊国亭むじな(たい)) ●彼らの余興ではいまだにだいたひかるの「どーうでもいいでーすよー」が人気。
◎ジダイゲキゴッコ/常に二疋で存在する。「よいでわないか、よいでわないか」「おだいかんさまおゆるしを」が決め台詞。これを見た者はお腹が痛くなる。(からす) ●ぐるぐるまわすときは腸をおっぴき出してつかう。