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お題の妖怪を自由に描いたり、あるいは「どんなやつだろう」と考えたりする「画像妖怪お題絵」に寄せられたいろいろ

まえのお題つぎのお題

◆ななつめのおだいはこちら

2013.02.22- お題になった画像妖怪の画家…………鳥居清倍

マチ針の妖精抜き忘れたマチ針が時を経てこれになる。マチ針の丸い部分がぱかっと割れておっさんが生えてくるという。縫い目に煩いが、この妖精を見つけたら裁縫が上達する。(からす) ●服飾デザインを学ぶ若きおぜうさんたちの机や部屋にこれがいっぱい居ると想像して死。


竜宮の者(りゅうぐうのもの)乙亀三年、島ノ浦という浜で目撃されたという正体不明の人間のようなもの。ある日波間から漂うように浜へ上がってきて、妙な言葉や手振りで話しかけてきたという。着物は体にぴったりと張り付いており、腰の辺りに帯のようなものがあるばかりであわせなどはなく、うっすらと光沢があり、つるつるとしていた。髪はまるで小金のようであり、目は海のように真っ青で、肌は死人のように真っ白であった。額には透明な貝のようなものをつけており、それで目を覆うこともあったという。この者はしきりに辺りをうかがっていたが、やがてあきらめたように持っていた煙管のような筒をくわえると、海へ戻っていったという。村の古老がこれを「竜宮の者である」と断じたため、誰ともなく竜宮の者であるということになったという。近年ではこれを外国人のダイバーがタイムスリップしたものだとする説があるが、いかんせん、都市伝説の域を出ないものである。紀伊国亭むじな ●村の子供が消えてたときも古老は断固として竜宮のしわざ説を主張。


沖乃戎「おきのえびす」と読む。劫を経た海の巻貝が化けたモノで栄螺鬼(さざえおに)の一種。自分の身体の一部を人間に似せた形に変形させる事が出来る。魚を獲り過ぎたり、海の掟を守らない漁師の前に姿を現わして諸々の災いを為す。尚、此処で言う「えびす」は七福神の一柱ではなく未開地に住まう蛮族の事を指し、傍若無人な漁師を懲らす姿の荒々しさからそう呼ばれたものらしい。熊猫堂 ●入江の岩の裏によくとぐろまいて待ち伏せてるよ。


女精人間の男に女装を促す。女を見るとケッって言いながら唾を吐くのだ。(椋燈) ●シャツは代官山で買うが、靴は巣鴨で買ってる。


貝鎮台(かいちんだい)引きこもり続けたアダルトチルドレンな貝児が貝桶警備員にクラスチェンジ。海の者だがウニに興味はなく、大好きな栗ガラのシャツを着ているぞ!剃刀で髭をそると総角のこどもに戻り、煮付にするとたいへん美味いとかや。tera ●三条も岩倉も鷹司も山科も公家のセコムはみんなコレ。


秘法の番ラムプを磨くと大男が現れて、願いを三度叶えたという。(打鳥) ●おひげが立派なほど番人仲間のうちでは位が高い。