お題の妖怪を自由に描いたり、あるいは「どんなやつだろう」と考えたりする「画像妖怪お題絵」に寄せられたいろいろ
◆やっつめのおだいはこちら
2013.03.22- ◎お題になった画像妖怪の画家…………歌川重宣
◎お嬢様、お帰りなさいませ。ささ、履物をこちらへ。(もちろん声はおひょいさん) (鮎屋ユンタ) ●その履物を阿藤や太川に売る。
◎牧民/牧民と表記されることが多い兄妹。妹が牧民のお嬢さんである。アニメーション版では若草色の様な、薄緑色をしている。時折イベントで見かけられる着ぐるみが、正気を疑うほど酷い場合がある。 (さんた) ●押し絵みたいなアニメだと黄色い。
◎イヌモド/犬に化けた猫である。しかし己が猫だということを忘れてしまった化け猫が、イヌモドと呼ばれる。くすぐるのが得意。(からす) ●雁に化けたのを忘れるとガンモド。
◎狗魍魎/「いぬもうりょう」と読む。富士山の周辺に出没する妖怪。ニホンオオカミの絶滅に伴い鹿や猪が増えすぎた事に苦慮した大天狗が、山中に捨てられた飼い犬に自分の妖力を与えて妖怪と化したもの。犬の嗅覚と狩りの技量に加え、人間の手先の器用さも会得している。最近では西洋犬の捨て犬増加に伴い、狗魍魎の外見も同様に西洋風になっているようだ(図はそうした個体の一匹を描いたもの)。捨て犬をするハンターなどが襲われる事もあるが、基本的に人間に害を与える事は少ない。(熊猫堂) ●手先が器用なので獲物のお肉をつみれにも出来そう。
◎呉いぬ(くれいぬ)/現世で強欲のあまり人のものを取り上げたり、掠め取ったり、しつこくねだったりした者が犬に転生したもの。転生はしたがその強欲さのために手が人間のようになっている。誰かれかまわず足元にすりよって「くれ、くれ」と鳴いて物をねだるという。これに物を与えると次から次へともぎ取られ、ついには丸裸にされてしまう。この難を避ける為には「勢子杉」の葉を黒焼きにした物を袂に入れておくと良いと言う。(紀伊国亭むじな) ●勢子杉は全国の赤にし屋チェーンでお求めになってください。
◎うでもぎ/人間の死体の、気に入った腕があったらもいで、自分の腕と交換する。(椋燈) ●たまたま金庫破りの腕をすげたこの妖怪を悪党どもが捕えようとする内容の絵巻物がハリウッドで造られる。
◎椀寇(わんこう)/野良犬の追い剥ぎ。手先が器用で狡賢い。(打鳥) ●追われても呂宋あたりまで犬かきでたかとび。
◎疾病太郎/遠江国から信濃国にかけて現れる、痩骨窮骸な狗の姿をした妖怪で、これが通ったあとは疫病が蔓延するという。実はこの地に棲む狒狒達が、天敵である「しっぺい太郎(早太郎)」を貶めるために流した噂であるが、人間界には拡がらなかった。(相馬銀) ●送りオオカミのメスたちには大人気だった。