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お題の妖怪を自由に描いたり、あるいは「どんなやつだろう」と考えたりする「画像妖怪お題絵」に寄せられたいろいろ

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2013.04.22- お題になった画像妖怪の画家…………葛飾北斎

おうちのかみさま家に沢山棲みついている。神様かどうかは不明だが、便宜上そう呼ばれている。壁紙の破れたところ、壁の崩れたところ、瓦の欠けた所、茶碗のヒビの隙間、床板の軋んでいる所などから生まれる。(からす) ●脱いだ靴下やゴキブリホイホイからも生まれて狂気。
ナイソデさま各地に伝わる。消費社会の化身であり、正体は金霊とも、邪神の一柱ともいう。人々に様々なハレを見せ、無い袖を振らせ、心に愉悦と、懐に痛みを与えるという。  眉山燕雀『虚実調書』より (さんた) ●ニースやアカプルコやモルディブや伊香保などの街の四隅にも埋められてる。


迂亞駆「うあかり」と読む。人面に類する顔を持つ猿の妖怪。一説には不遇の死を遂げた武士の魂が野生の猿に憑依したものと言われるが定かでは無い。人面からそのまま手足が生えたような奇妙な姿だが身のこなしは素早く、山で仕事をする者から塩や食糧を盗み、婦女子をかどわかし、ひとり歩きの旅人を傷つける。名前の由来については不明。外つ国の猿類に由来すると主張する民族学者もいるが、因果関係は明らかになっていない。熊猫堂 ●もし不遇の死を遂げた儒学者だったらロングヘアーだった。


刷毛散らし朝目覚めて枕頭に毛髪散らばりしは「刷毛散らし」の仕業也。これを祓うには桂馬の駒を持ちて、「パシキ、パシキ、ニンシキラ」と唱えつつ、自らの額に打ち付けるべし。これを二十と一回行えば何処かに去る。さすれば悩み無用。相馬銀 ●おまじないはシュメール語なまりで、和田アキ子のようなシャウトで。


細や鬼(ささやき)人に取り憑いて悪事を働かせようとそそのかす悪魔。人の耳の辺りに細い腕を使ってぶら下がり、悪事を働くように耳にささやきかけるという。鍛錬を積んだ精神の強い人はこれを跳ね返すことができるが、誘惑に弱いものはそのささやきに抗うことができず悪事に手を染めてしまい、これに取り付かれ悪事を犯したものは「イマハハンセイシテイル」と皆一様に同じようにつぶやくという。紀伊国亭むじな ●福耳はぷくぷくしてつかみづらいらしい。