お題の妖怪を自由に描いたり、あるいは「どんなやつだろう」と考えたりする「画像妖怪お題絵」に寄せられたいろいろ
◆とあまりよっつめのおだいはこちら
2013.09.22- ◎お題になった画像妖怪の画家…………鈴木春信
◎大黒俵/大黒様の乗る俵だったが、踏まれ続ける事に異を唱え勘当された。以来大黒様の像を見つけると踏んづけるという。(言霊薬缶) ●ふともものスイングに余念がない。
◎団栗中間/小人国の侍・見越し入道に仕えるドングリの精。後に主に付き従って日本国は江戸にやって来て、松茸師匠に化物の極意を授かったとかいないとか。(鮎屋ユンタ) ●鶴に食べられそうになったらサポニンで闘う。
◎藤太(とうた)の魂/民衆を苦しめる大百足や鬼を退治したという正義のモノノケ。飢えた者がいると「儂の顔を喰らうがいい」と握り飯をくれるが、唾で濡らした手で握るので、内心迷惑がられた。(岩里藁人) ●こいつも弱点はこめかみ。
◎俵鼠/齢百年を越す大鼠が自分のサイズも考えずに俵の中の米を食べようと頭を突っ込んだ姿。鼻先だけちょっと出てる。そのままどこへなりとも行くので仲間の鼠に「誰だお前は!?」と言われる。めしうま。(からす) ●シミチョロならぬコメチュロ。
◎一俵さん/一俵の格差を是正する為、何処からともなく現れる義賊的な存在。
悪事にて財を成す輩から奪い、貧しくも正しい者達に分け与える。
あるいは笠地蔵などの依頼を受け米俵をその恩人に届ける事もある。。(相馬銀) ●数体存在してして、一堂に会して容積が増えたりすると発する声が遅くなったりする。
◎俵持智(たわら もち)/古びた米俵の付喪神だが、名高い和歌の名人の家に永らく置かれていたために本人も和歌の才能を開花させた。親しみやすい言葉を使い身近な心情を歌った歌で妖怪界の和歌「馬歌」の世界に新風を吹き込んだ。「この皿は私が割ったと言ったから、九月九日は皿打記念日」で有名な歌集「皿打記念日」ほか「猪口暮露革命」など著書多数。(紀伊国亭むじな) ●おなじように足が生えた俳句詠みにはラーメンどんぶりの付喪神とかもいる。