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『大佐用』

あつまれ妖怪絵巻

「後絵巻紀」以後「近代」に至るまで数多く描かれてきた、大部分が画像細胞を多くもった妖怪たちによる構成の絵巻物(およびその周辺資料)にどのようなものがあるかをまとめたものです。確認次第増補して参ります。

画像が紹介・収録されている書籍、図録などは適宜追加。

題名・年代作者仲間おさめてる
付喪【つくも】 付喪神たちが悪行をし最後は成仏する内容
奥付に、寛文六年……頼業の表記とある写本が多く確認されておりこちらは祭礼行列の描写が在るほか道具が化けたものであることを示す要素が濃くなっている。
『付喪神絵』(15c)-付喪-
『実隆公記』文明17年(1485)9月10日条に記述のみ。◆上下2巻であったという◆現存未確認
『付喪神絵巻』(16c?)-付喪崇福寺
サントリー美術館『お伽草子』(2012) 『図説 百鬼夜行絵巻をよむ』(1999)白黒
◆現存では最古のもののようだ。◆祭礼行事の様子が描かれていない
『付喪神草紙』伝・岡田為恭付喪?
『観方collection』2号(1972)部分◆吉川霊華の旧蔵品
『付喪神絵』(1666?-)-付喪国会図書館
◆「す-36」◆写本◆奥付に、寛文六年……頼業の表記がある
『付喪神絵詞』(1666?-)-付喪京都大学付属図書館
別冊太陽『妖怪絵巻』(2010)◆写本、色指定の書入れなどあり◆奥付に、寛文六年……頼業の表記がある
『付喪神絵詞』(1666?-)-付喪日文研
三井記念美術館『大妖怪展』(2013)◆写本淡彩◆奥付に、寛文六年……頼業の表記がある
『付喪神絵巻』(18c)-付喪個人蔵
三井記念美術館『大妖怪展』(2013)◆奥付に、寛文六年……頼業の表記がある
『付喪神絵詞』(1848)守純付喪早稲田大学
◆写本、白描◆色指定の書入れなどあり◆祭礼行列あり
『付喪神記』(17c-18c?)-付喪岩瀬文庫
岩瀬文庫『絵ものがたりファンタジア』(2007)『図説 百鬼夜行絵巻をよむ』(1999)◆小絵からの写し
『付喪神記』(?)住吉内記付喪国会図書館
◆「本別7-562」◆写本◆土佐光信筆としている
(付喪神記)(19c?)-付喪國學院大学
『付喪神記』-付喪彰考館??
『付喪神絵巻』-付喪個人蔵
『今昔妖怪鑑』(2013)『かわいい妖怪画』(2015、A本)◆2巻
――
土佐【とさ】 道具などの妖怪が描かれたもの。土佐経隆、土佐行秀などが描きはじめたことが伝として謂われており、土佐家に伝来するとのことから土佐と分類する
●行列…矛をもった妖怪などにはじまり唐櫃、革篭などが途中に描かれ日などでおわる。
●田楽…途中に田楽を舞う妖怪たちなどがおり、禽獣の妖怪も多く描かれ旭などでおわる。
土佐行秀のものとされる絵巻物では行列と田楽が合併されているが、大徳寺真珠庵のものなどは行列のみで終わっており類本も多い。また英一蝶が描いたとされるものもありそこでは道具が違うものになっており差異がみられる。
『百鬼夜行絵巻』(13c???)伝・土佐経隆土佐行列-
日本名著全集『怪談名作集』(1927)◆日。
◆経隆の真筆であるとはあまり考えられない。
『百鬼夜行図』(13c???)伝・土佐経隆土佐行列不明
黒川真頼『訂正増補古画備考』に記述のみ。◆現存未確認
『百鬼夜行図』(?)土佐光重土佐行列不明
藤井貞幹『好古小録』に記述のみ。◆現存未確認
百鬼夜行-土佐行列不明
『絵画叢誌』(第69号?)に石版複製が部分で載る。
通常のものには見られない杖をつき笠をかけた妖怪が見られる。
■■土佐 行秀 背景は無地が多い。
百鬼夜行(15c???)原図・土佐行秀土佐『狂画苑』(1770)
三井記念美術館『大妖怪展』(2013)
◆旭。◆行秀のものは、行列と田楽のものが合併。旭は田楽の系統のものと重なっている。
◆『狂画苑』は素絢斎による古画題をあつめた絵本。行秀のものから写したと記されている。
本書の図を参考にして製作されたものも存在すると考えられる。
『百鬼夜行図』(18c)土佐光貞土佐仙台市博物館
『もののけ博覧会』図録(2005)◆行秀な面々。
『百鬼夜行図』(18c)土佐光貞土佐個人蔵
三井記念美術館『大妖怪展』(2013)◆行秀な面々。◆だっちょが白い
『百鬼夜行図』(18c)蔭山広迢土佐東京大学総合図書館
『百鬼夜行の世界』(2009)◆行秀な面々
『百鬼夜行絵巻』(1934)生田久一土佐金比羅宮
◆旭。◆行秀な面々。1785年に行秀の粉本を写したものの写し。
『百鬼夜行』(1934)佐々木泉曄土佐石川県立歴史博物館
◆白描◆行秀な面々。
◆行秀→素絢斎→越海漁夫→泉曄という摸写経路。素絢斎とあるのは『狂画苑』のことか。
百鬼夜行(19c)栄暁?土佐
◆行秀な面々◆collection of Mary and Jackson Burke Foundation
『ニューヨーク・バークコレクション展』図録(2005)部分
『Storytelling in Japanese Art』図録(2011)部分・こっちのほうが広い ◆行秀な面々
『百鬼夜行之図』(18c?)-土佐行列東洋大学付属図書館
『存在の謎に挑む哲学者井上円了』(2012)部分◆行秀な面々?
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列個人蔵
『今昔妖怪大鑑』(2013)『かわいい妖怪画』(2015、C本)◆旭。
田楽をしている場面に河童が混在している。
■■土佐 田楽 背景を伴う。土佐行秀の写しというものが多い
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐田楽京都市立芸術大学
◆旭。◆写本であり原本の破損部などの描写がある
途中に田楽をしている場面が登場するものの中では最も紹介頻度は高い。
『百鬼夜行絵巻』(1778)-土佐田楽大倉集古館
『百鬼夜行の世界』(2009)◆旭なし。あまり巧くない
『化もの絵巻』(18-19c?)-土佐田楽徳島県立博物館
『徳島県立博物館研究報告』21号(2011)◆旭なし。
『怪物図巻』(18-19c?)-土佐田楽-
『妖怪カタログ弐』(2014)◆旭。
■■土佐 行列
『百鬼夜行絵巻』(16c)伝・土佐光信土佐行列大徳寺真珠庵
◆日。◆書籍・図録での紹介率は非常に高い
◆重要文化財に指定されている
◆「真珠庵」本と通称だけで呼ばれる場合も多い
『百鬼夜行図』(1778)原在中土佐行列大倉集古館
『百鬼夜行の世界』(2009)◆日。◆屏風(6曲1双)
『百鬼夜行絵巻』-土佐行列岩手県立博物館
『岩手県立博物館だより108』(2006)情報のみ◆真珠庵のものとおなじ
屏風-土佐行列-
『太陽』(1975年8月号)◆(2曲1双)
『百鬼夜行絵巻』(18c)原在中土佐行列大阪市立美術館
◆日だが日がない。唐櫃から開始◆「摸 土佐光信」
『図説 日本の妖怪』(1990)『図説 百鬼夜行絵巻をよむ』(1999)
『百鬼夜行絵巻』(17-18c?c)狩野方信土佐行列個人蔵
三井記念美術館『大妖怪展』(2013)◆日。
『百鬼夜行』(18c?)英一蝶土佐行列大英博物館
◆日。
まったくもって通常の構成だが赤い妖怪が真っ黄色など彩色設定にだいぶ違いが見られる。
『百鬼夜行絵巻』-土佐行列国立歴史民俗博物館
◆日。◆砂子がまかれてる
『百鬼夜行絵巻』(1822)鶴洲土佐行列国立歴史民俗博物館
◆日。◆地が薄墨つぶし。
『百鬼夜行絵巻』-土佐行列日文研
◆日。◆淡彩。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列大楽寺(富山県射水)
◆日。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列個人蔵
『今昔妖怪大鑑』(2013)◆日。背景地に青い雲霞状の彩色がある。やや粗雑。
『百鬼夜行絵巻』(19c)狩野芳崖土佐行列大楽寺(富山県射水)
◆日。
『百鬼夜行絵巻』(1688-1707)尾形守房土佐行列福岡市博物館
『幽霊・妖怪画大全集』図録(2012)◆日。
『百鬼夜行絵巻』(18c)-土佐行列-
『妖怪カタログ弐』(2014)◆日。地に金。順番は異動している。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c)-土佐行列-
『妖怪カタログ弐』(2014)◆日。巻末に破損。
『百鬼夜行絵巻』(18c)広長土佐行列-
『妖怪カタログ弐』(2014)◆伝・土佐経隆とあり。
『百鬼夜行絵巻』(19c?)-土佐行列國學院大学
『百鬼夜行図帖』(1800)雲山土佐行列耕三寺

少し頭身が高い?
『土佐光起百鬼夜行之図』玉水土佐行列日文研
◆粉本◆淡彩、色ざし書入あり。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列+個人蔵
『今昔妖怪大鑑』(2013)◆色ざし書入あり。一蝶系統のものが混在している。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列+個人蔵
『今昔妖怪大鑑』(2013)◆下絵、白描。一蝶の系統のものが混在している。
『百鬼夜行図帖』(1800)雲山土佐行列耕三寺博物館
◆折帖
『百鬼夜行絵巻物』(18c?)-土佐行列東洋大学付属図書館
◆日。◆『化け物の文化誌』図録(2006)部分、『存在の謎に挑む哲学者井上円了』(2012)部分
◆やや草体の図柄。
『百鬼夜行絵巻粉本』-土佐行列新田文庫
◆粉本◆白描。◆岩松家の殿様の誰かの筆? ◆「日有」の文字のみ
『LINE』群馬大学図書館報 第286号(2002)
『百鬼夜行大絵巻』(1927)岩田専太郎土佐行列-
『少年少女譚海』8巻8号、9号(1927)◆雑誌見開き口絵2回連載?
◆大きな布・唐傘・草鞋・笙・如意・鳥兜・扇の場面、唐櫃の場面の模写。
■■土佐 行列 邸
『百鬼夜行絵巻』(17-18c?)土佐行列国会図書館
『百鬼夜行の世界』(2009)◆日◆詞入◆邸からはじまる。
◆「正和五年六月一日以内蔵寮粉本三日之間写」とあり経隆に仮託されてる様子。
『百鬼夜行絵巻』(19c)岡田為恭土佐行列紐育公共図書館
Spencer no.112◆『Tale of Japan』図録(1986)部分、辻英子『日本絵巻物抄』(2002) ◆日◆詞入◆邸からはじまる。
■■土佐 行列 雲
『百鬼ノ図』(17c?)伝・土佐吉光土佐行列日文研
別冊太陽『妖怪絵巻』(2010)◆雲。◆全巻にわたりシミあり。
巻末に雲が拡がっておわる型のもの。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列國學院大学
國學院図書館◆雲。
◆書き添えがあり「水さしのばけもの」「とびのへんげ」「にょいとびまはる」など生物・道具名など全てに見られる。
『百鬼夜行図』(18-19c?)-土佐行列東京国立博物館
◆日と雲。◆淡彩
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列国立歴史民俗博物館
◆日と雲。
『百鬼夜行』(18-19c?)板谷桂意広長土佐行列大英博物館
◆日と雲。網目が描き込まれていてつづらとわかる。
巻末の署名落款(藤原広長筆)の右に「以古図」と記されている。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列兵庫県立歴史博物館
◆日と雲。
『百鬼夜行図巻』-土佐行列くもん子ども研究所
◆日のものと雲のものの合併。摸本。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列兵庫県立歴史博物館
◆日と雲。
『百鬼夜行絵巻』(19c?)-土佐行列-
『妖怪カタログ』(2008)◆日と雲◆淡彩◆革篭の鋏が茶色、天蓋の屋根が水色
『百鬼夜行絵巻』(18c)-土佐行列-
『妖怪カタログ弐』(2014)◆日と雲◆淡彩◆革篭の鋏が桃色、天蓋の屋根が墨色
『万鬼国図』(19c)住吉弘貫土佐行列仏蘭西国立図書館
◆日と雲。
『百鬼夜行絵巻』(19c?)-土佐行列-
『妖怪カタログ』(2008)◆日が金彩色。革篭が淡桃色。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列個人蔵
『今昔妖怪大鑑』(2013)◆雲(しりきれとんぼ状態の構成か)
日と雲のそれぞれの妖怪の混在で構成されている。
鳥兜の尾が異常に発達している。琵琶や払子は体がなくリデザインされている。
■■土佐 行列 一蝶
『百鬼夜行画』伝・英一蝶土佐行列物部神社
『怪』第14号(2003)
『百器夜行絵巻』英一蝶?土佐行列兵庫県立歴史博物館
『百鬼夜行の世界』(2009)
『百器夜行絵巻』-土佐行列国立歴史民俗博物館
『妖怪見聞』図録(2011)◆日。
百鬼夜行絵巻(17c?)-土佐行列?-
一誠堂◆題簽など無し◆行列に属するとみられるが皿や徳利などの未見のものが見られる。
『百奇群会之図』(17-18c?)-土佐行列+-
『妖怪カタログ弐』(2014)◆土佐の行列にみられるものに一蝶や狩野の絵巻に出て来るものが添加されている。
見越入道、うわん、幽霊、猫股、野狐など◆らむね味だっちょ
(百鬼夜行)(18c)狩野義信土佐行列+
◆一蝶のもの(箕、鐙)などが入ってる。
◆岩だらけの島から日がのぼっている、と英文商品カタログにはある。部分写真には最後尾が
すこしだけ写っており、波と雲状に消えてゆくらしい妖怪群がすこしだけ確認される
■■土佐 行列 最強ふらり火(狩野との混成)
『百鬼夜行図』(18c)狩野洞雲土佐行列国立歴史民俗博物館
『百鬼夜行の世界』(2009)◆日、最強ふらり火。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列個人蔵
湯本豪一『百鬼夜行絵巻』(2005)『今昔妖怪大鑑』(2013)-部分◆最強ふらり火。
■■土佐 行列 そのほか
『百鬼夜行図巻』(18c)狩野乗信土佐行列長野市(松代藩)
湯本豪一『百鬼夜行絵巻』(2005)◆朝鶏。◆新規デザイン+リデザイン。
(付喪神画幅)(19c)米仙?土佐行列-
『妖怪カタログ 弐』(2014)◆小さい一幅。乗信のものあるいは同系統のものを参考にしたと見られる。
『妖怪絵巻』-土佐行列日文研
◆日◆リデザイン。目玉がふえていたり、くどかったりする
『法具妖変之図』(18c)白隠土佐行列金台寺
『絵巻物―アニメの源流』(1999)◆リデザイン。
『滑稽百鬼夜行図巻』(1900)山本光一土佐行列日文研
『百鬼夜行の世界』(2009)◆新規デザイン+リデザイン。
『変化絵巻』(18-19c?)伝・狩野元信土佐行列個人蔵
『怪』第18号(2005)
『百鬼夜行絵巻』(19c?)狩野延信土佐行列-
『妖怪カタログ』(2008)◆日◆「鳥羽僧正」のものと仮託。
『土佐百鬼夜行之図』(1886)美信土佐行列個人蔵
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列京都文化博物館
『妖怪見聞』図録(2011)◆日◆道具名の書入あり。
『百器夜行図』(1829)狩野養信土佐行列東京国立博物館
『図説 百鬼夜行絵巻をよむ』(1999)『百鬼夜行の世界』(2009)◆粉本◆道具、色ざし書入あり
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列京都文化博物館
◆粉本◆淡彩、色ざし書入あり。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)原・土佐光起土佐行列日文研
◆粉本◆淡彩、色ざし書入あり。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列個人蔵
湯本豪一『百鬼夜行絵巻』(2005)-部分◆粉本◆淡彩、色ざし書入あり。
『百鬼夜行絵巻』(19-20c?)-土佐行列-
「京都古書組合総合目録」(2011)◆粉本。
百鬼夜行絵巻下絵(18-19c?)-土佐行列個人蔵
湯本豪一『百鬼夜行絵巻』(2005)-部分◆粉本◆白描。
『百鬼夜行絵巻』(18-19c?)-土佐行列
「平成26年度古典籍展観大入札会」(2014)-部分◆ところどころ無彩色。
『百鬼夜行絵巻』(1854)-土佐行列
「平成26年度古典籍展観大入札会」(2014)-部分◆巻末が弓をもった人間。
■■土佐 発達したもの
百鬼夜行図(20c)吉川霊華土佐個人蔵
『もののけ博覧会』図録(2005)◆軸1幅。淡彩。
付喪神図(18c)伊藤若冲土佐福岡市博物館
◆「付喪神」の呼称は吉川観方によるもの?
◆描かれいてる妖怪の中に土佐の絵巻にいる妖怪いる。行列と田楽のものが合併。◆KANPOO
百鬼夜行図(19c)河鍋暁斎土佐-
『仕掛けの絵師 鬼才 河鍋暁斎』図録(2010)◆「土佐大蔵少輔藤原行光画」と書入がある
◆絵巻物にあるものを縦の軸物の本画に再構成したもの。如意などは眼鏡をかけたりするなどリデザインがある。
百鬼夜行図屏風河鍋暁斎行列個人蔵
◆日◆福富太郎コレクション
『百鬼夜行図』(1918)武村土佐行列菲爾徳自然史博物館
◆日◆リデザイン。景色などが多く入っている。◆牛車ぶっこわしたりしてる◆Boone collection
『百鬼夜行絵巻』(19-20c)塩川文麟行列個人蔵
『文麟翁三十三回忌記念遺墨展覧会画集』(1910)部分
『今昔妖怪大鑑』(2013)――これは本画ではなく下絵か。◆リデザイン?茶道具が多い
『煎茶器百鬼夜行図』-土佐行列耕三寺
◆リデザイン?茶道具が多い
『抹茶器百鬼夜行図』-土佐行列耕三寺
◆リデザイン?茶道具が多い
異形加茂祭図巻(19c)田中訥言行列出光美術館
◆部分に土佐の影響あり?
――
狩野【かのう】 妖怪の絵とその呼び名とが並べられた形式の絵巻物。狩野元信が描きはじめたことが伝として謂われており、狩野家に伝来するとのことから狩野と分類する。
『百怪図巻』(1737)佐脇嵩之狩野福岡市博物館
『妖怪図巻』(2000)『幽霊・妖怪画大全集』図録(2012)◆「百怪」とも「妖怪」とも。◆KANPOO
『妖怪図巻』(1744)-狩野徳川記念財団
『百鬼絵巻』(1764)龍斎遊梢狩野-
三井記念美術館『大妖怪展』(2013)『妖怪カタログ』(2008)
◆髪切に白い斑点がエキサイティング。なきびす
『化物づくし』鳥羽僧正??狩野個人蔵
『妖怪図巻』(2000)◆「鳥羽僧正真筆」と奥書にあるがそうとは考えられない。
『化物絵巻』(19c?)-狩野川崎市市民ミュージアム
『妖怪図巻』(2000)◆色ざし書入も見られる
『百怪図巻』(18-19c?)-狩野-
『妖怪カタログ』(2008)◆
『百怪図巻』(18-19c?)-狩野-
『妖怪カタログ』(2008)◆わうわうと野狐のみ。
『化物画(化物尽)』(1788)星野狩野維也納国立民族学博物館
(須山計一『漫画博物誌』1972 情報のみ)、Juliet Piggott『Japanese Mythology』(1969)白黒部分、
『在外日本重要絵巻集成』研究編(2011)白黒だが全図収録。◆「探幽写」とある。
◆未確認→解決。バケモノジンという絵巻物バケモノジンという絵巻物拾遺
◆『Bakemonojin』という題名で紹介されている。
百化物の画巻狩野探幽狩野-
柳田國男「河童駒引」(『増補山島民譚集』)に「ひゃうすへ」が載っているとして『南蘭草』より引く。画像無し、情報のみ。
rhさんより――池田定常『南蘭草』には「探幽」「百怪物といふ軸」とあるとのこと。
『化物づくし絵巻』(1802)狩野由信狩野+個人蔵
『怪』24号(2008)『今昔妖怪大鑑』(2013)◆海坊主あり
『化物尽絵巻』(18-19c?)北斎季親狩野+日文研
三井記念美術館『大妖怪展』(2013)
『百物語化絵絵巻』(1780)方郁狩野+個人蔵
『今昔妖怪大鑑』(2013)『かわいい妖怪画』(2015)(いずれも部分)◆白うかり、ちからここ
『百鬼夜行絵巻』(1832)尾田郷澄狩野+松井文庫
『武家の精華 八代松井家の美術工芸』(2002)◆白うかり
『化物絵巻』(18-19c?)-狩野+国立歴史民俗博物館
◆「大化」の名がある唯一のもの。
『百鬼夜行絵巻』2世喜多川歌麿?狩野+大吉寺
『太陽』(1995年9月号)に火車、『太陽』(1975年8月号)に火車とぬけ首が載ってる。
『化物づくし帖』(19c?)-狩野+個人蔵
湯本豪一『妖怪あつめ』(2002)◆冊子。◆白うかりなど。
◆夜這蜘が描かれており『異魔話武可誌』との参照関連がうかがえる。
The Procession of Ghosts(1918)蕪雪狩野+-
リチャード・ゴードン・スミス『Ancient tales and folklore of Japan』(1918)の挿絵のひとつ。
Richard Gordon Smiith『Ancient tales and folklore of Japan』(1968)
『百鬼夜行図巻』(18-19c?)-狩野+長野市(松代藩)
『あの世・妖怪 信州異界万華鏡』図録(2003)◆『山海経』が合併。『山海経』部分には景色。
『化物づくし』(18-19c?)--個人蔵
『続妖怪図巻』(2006)『かわいい妖怪画』(2015)◆湯本C本◆リデザインがち
◆おそふ、とうびょう、白ちご などは現在(2014)この絵巻物のみ。
■■狩野 王摩 デザインに相関性がうかがえる一群。また「蓮っ耳」などが見られる
『百妖図』(19c?)-狩野王摩-
『妖怪カタログ弐』(2014)『怪』第32号(2011)◆王摩
『妖魅四十九有態』(19c?)-狩野王摩加賀文庫
◆王摩
『怪物図巻』(18c?)宮川春水狩野王摩?東洋大学付属図書館
『存在の謎に挑む哲学者井上円了』(2012)◆尻目、糸坊、面白
『化物づくし絵』(19c?)-狩野王摩?個人蔵
『怪』第32号(2011)◆とべら坊
『化物づくし』(19c?)-狩野王摩?個人蔵
『続妖怪図巻』(2006)『今昔妖怪大鑑』(2013)◆湯本A本◆為何歟
■■狩野 混在
『妖怪絵巻』(18-19c?)-狩野+東洋大学付属図書館
『妖怪見聞』図録(2011)、『存在の謎に挑む哲学者井上円了』(2012)
◆おかんじょろ◆春英、石燕デザインがある。「バイオ牛鬼」の絵巻
■■狩野 景色 屋外屋内など風景の中にパノラマ配置する形式
『化物絵巻』(17c)狩野宗信狩野景色九州国立博物館
『ぞくぞくぞぞぞ』(2007)◆狩野のパノラマものとしては古い残存例。
『百鬼夜行図巻』(18c)狩野宴信狩野景色個人蔵
湯本豪一『百鬼夜行絵巻』(2005)『今昔妖怪大鑑』(2013)『かわいい妖怪画』(2015)◆景色は全てにはついていない。
『百鬼夜行図巻』(18c)鳥山石燕狩野景色波士頓美術館
別冊太陽『妖怪絵巻』(2010)『続・妖怪図巻』(2006)◆絵は『画図百鬼夜行』に近く狩野な妖怪のデザインでは無い。
鳥山石燕の本来の描写などがうかがえる一本。◆「夜明け」に同様な図でおわるため、日か。
■■狩野 詞入 諸国物語の形式
『化物尽くし絵巻』(18-19c)狩野詞入福岡県立美術館寄託
『図説妖怪画の系譜』(2009)部分◆狩野の絵巻に出て来るデザインが多数出ている
ししこり(おとろし)牛かわず(わいら)へらほう(ぬっぺほふ)など、
付けられている名称や出現についての話の内容については実非不詳、類本未確認
『怪奇談絵詞』(19c)-狩野詞入福岡市博物館
湯本豪一『妖怪百物語絵巻』図録(2003)◆狩野デザインのものを踏襲してる絵がある。
■■そのほか
『百鬼夜行之図』(19-20c?)-行列岩瀬文庫
『続妖怪図巻』(2006)◆新規デザイン。
狩野・土佐の諸系統とはまた別のもの。仏神のようなものが争っている様も描かれている。
不明(19-20c?)-行列不明
古物店のカタログにあった岩瀬文庫のものとほぼ同じ妖怪が描かれている絵巻物。現在所蔵者不明。
『百鬼徒然袋』(19-20c?)--国立歴史民俗博物館
◆肉筆。石燕のリデザインなど。
(書名不詳)--不明
講座日本風俗史『妖異風俗』(1956)◆写本
◆石燕『画図百鬼夜行』あるいは狩野系統の写しのようだが解説の書入がある。狩野 詞入の系統に近い存在か。
◆北田紫水文庫の旧蔵◆『大佐用』vol.53にて考察。
妖怪絵巻(1796? or 1856?)三顧-国立歴史民俗博物館
『特別展 江戸の妖怪展』図録(2012)◆石燕の写し。
『化物づくし』(18-19c?)--個人蔵
『続妖怪図巻』(2006)◆湯本B本◆石燕など版本からの写し。
『雪堂鬼画』(20c)--耕三寺
◆大正〜昭和とされている。
『百鬼夜行之図』(-1872)河鍋暁斎-芝加哥美術館
『暁斎』96号(2008)白黒◆土佐と狩野の合併。狩野のような配列。◆梵鐘・ぬっぺセット
『暁斎百鬼画談』(1889)河鍋暁斎行列
◆土佐と狩野の合併。
『百鬼夜行図』-行列河鍋暁斎記念美術館
◆絵巻物。◆『暁斎百鬼画談』と似た面々だがいないものも。
百鬼夜行絵巻河鍋暁斎?行列個人蔵
現代語訳日本の古典『雨月物語・春雨物語』(1980)◆呉春の画幅と同じデザインがいる
化け物絵巻(19c?)河鍋暁斎??-Israel Goldman
『暁斎の戯画・狂画』図録(1996)◆新規デザイン。無署名。◆あまり暁斎の筆致では無い
題詞あり。他に見られるような妖怪たちではない。
『百鬼夜行図』(1890年代ころ)菊地愛山-栃木県立博物館
『水木しげると日本の妖怪』(1993)カラー、板橋区立美術館『近世博物学事始 江戸のもの尽くし』(1987)白黒◆横長
◆暁斎の絵本類にある百鬼夜行の図柄からのリデザインも見られる。
◆横に並んでいるが通常の土佐・狩野の行列とはまた少し違う◆愛山は栃木県宇都宮の画家。狩野に学ぶ。
■■そのほか 絵双六
『十界双六』(17c)-狩野国会図書館など
◆とび双六。◆狩野系統の妖怪が多く描かれている。「海坊主」もいる
『なんけんけれどもばけ物双六』(1731)-合併東京国立博物館など
◆まわり双六。江戸の井筒屋が版元。◆土佐行列複数と狩野の合併。
双六のすすむ枠ごとにつづいてゆく文句様のものがついている。絵巻物と不一致も多く妖怪の名称であるかは不詳。
語意不明のものもあり、しりとり文句双六などのように一連につながって意味をなすものか?
■■そのほか 錦絵
後鳥羽天皇の夢(1865)秀斎行列
◆6枚つづき錦絵。◆江戸の大金が版元。◆土佐行列・田楽のものが多く含まれる
藤澤衛彦『図説日本民俗学全集』妖怪(部分)、『今昔妖怪大鑑』(2013)
『滑稽倭日史記』(1895)落合芳幾行列
◆9枚つづき錦絵。◆東京の滑稽堂が版元。◆上半分が「新案百鬼夜行」
◆日清戦争をモチーフにしており大砲や清国兵などが題材としてデザイン中に融合されている

大英博物館……British museum
紐育(ニューヨーク)公共図書館……New York Public Library
芝加哥(シカゴ)美術館……The Art Institute of Chicago
菲爾徳(フィールド)自然史博物館……Field Museum of Natural History
維也納(ウィーン)国立民族学博物館……National Museum of Ethnology of Vienna
波士頓(ボストン)美術館……Museum of Fine Arts, Boston
仏蘭西(フランス)国立図書館…Bibliotheque nationale de France