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妖怪要説 鬼質学紺珠

鬼質時代 鎌倉代( Kamakura era)

前絵巻紀での画像成分の隆盛は、足利代における広い進化の基礎となった。

前絵巻紀(ぜん-えまきき) Lower Emaki period

『地獄草紙』(12c)や『餓鬼草紙』(12c)など、六道や縁起物語を中心に絵巻物がひろく描かれていた頃。 天竺などから仏画とともに流入して来た獄卒悪魔などの画像細胞を受けて、天狗が画像妖怪として姿を持ち出すのもこの頃であるが、まだ固定されたイメージではなく、種々様々な姿が描かれていた。

▼六道は仏教で説かれる世界。天道・人道・阿修羅道・畜生道・地獄道・餓鬼道の6つ。

著聞紀(ちょもんき) Chomon period

『古今著聞集』(13c)や『宇治拾遺物語』(13c)などをはじめとした13世紀頃の説話集など。 霊異紀(平安代)が質量的に進化していったものと単純に見てよい。

この時代までの鬼や天狗、狐、狸、唐猫などが確認出来る。

page ver.1 2018.1.11 妖怪仝友会