Yokai geological time scale

妖怪要説 鬼質学紺珠

これは、2011年に提唱されて以後、『大佐用』で基礎的にあつかっている鬼質時代(Yokai geological time scale)についての基幹部分――妖怪の分類と変遷経路をまとめたものが欲しいということになったので、ここに鬼質学紺珠(きしつがくこんじゅ)と戯れに題し、色々順々に江湖の妖怪に示すものである。
鬼質時代区分そのものは日本の妖界(Japanese Yokai)を根源として構築されているため、時代区分をそのまま他邦に引き写すことは難しい部分も存在するが、区分の基幹となっている鬼質分類(伝承・画像の2成分と、そこに発生する佃承について)は、どの時代や地域にあっても対応させてゆくことは可能であろう。

2018.1.11
妖怪仝友会/氷厘亭氷泉 

▼鬼質時代(Yokai Geological time scale)とは、妖怪の発生・進化・分化の流れを年代順にみたものである。
鬼質時代の基礎1 (『大佐用』vol.15)
鬼質時代の基礎2 (『大佐用』vol.16)

鬼質学年表
『鬼質学年表』には、資料本文に登場する年次(伝承も画像も)を記載してもいるので、厳密にいえば年次をたどりつつ見る、というキチンとした年表の使い方としては鬼質時代区分を見る年表ではない。

序文
鬼質学序説

鬼質時代
現代(Contemporary)近代(Modern era)徳川代(Tokugaea era)足利代(Ashikaga era)
鎌倉代(Kamakura era)平安代(Heian era)大和代(Yamato era)神代(Ancient era)



鬼質時代 KISITU ZIDAI Yokai geological time scale 鬼質時代や鬼質分類については、2011年に『KISITU ZIDAI』 Ver.1として冊子体で頒布、インターネット上では『鬼奇ペディア』などで公表された。空亡紀は2011年5月頃に設置され、現在のかたちとなった。
現時点(2018.1)で用いられている鬼質時代区分は、この時に定められたものである。