神代 Ancient era
大和代 Yamato era
平安代 Heian era
鎌倉代 Kamakura era
足利代 Asikaga era
徳川代 Tokugawa era
近代 Modern era
現代 Contenporary
1218 | 建保6年 |
6月、夜空に白や五色の虹が幾度もかかる。▼鎌倉北条九代記 | |
1233 | 天福元年 |
2月、都で咳嗽(がいそう)流行る。世に夷病(えびすやみ)という。▼大日本史 | |
4月1日、金峰山勝手若宮の神殿が撃雷のような音を立てて震動する。▼大日本史 | |
5月7日、石清水高良社の神鏡、震動する。12日、21日にもまた動く。▼大日本史 | |
5月7日、冷泉に巨人のような光り物あらわれる。▼大日本史 | |
1234 | 天福2年、文暦元年 |
2月17日、奈良の家々に「未来不」という字、一夜のうちに書かる。天狗の仕業と噂さる。▼東鑑(大日本史には「鬼」とある) | |
8月、淀川に殷黒な海水が逆流して来る。魚が死に、その魚を喰った者も死す。▼大日本史 | |
1234 | 嘉禎2年 |
2月21日、熊野の証誠殿が金色にかがやく。▼大日本史 | |
4月8日、大風ふいて柑ぐらいの大きさの雹が降る。▼大日本史 | |
1239 | 延応元年 |
5月、東大寺の大仏、眼から血を流す。▼新補倭年代皇紀絵章 | |
1242 | 仁治3年 |
都に怪異数々見ゆ。▼大日本史 | |
1244 | 寛元2年 |
7月5日、夜に各地で西南の空に大きな黒雲が見られる。▼大日本史 | |
1245 | 寛元3年 |
1月1日、11日、21日に鎌倉で落雷がつづく。▼大日本史 | |
4月15日、北野社の神鏡がとつぜん堕ちる。▼大日本史 25日、これに関しての詔あり | |
11月15日、両月ならぶ。▼大日本史 | |
1247 | 宝治元年 |
1月29日、鎌倉に羽蟻群飛する。▼大日本史 | |
3月11日、鎌倉の海、血の如く赤くなる。▼大日本史 | |
5月11日、陸奥国で人魚が獲れる。▼大日本史 | |
5月18日、鎌倉に光怪(ひかりのけ)西から東へとぶ。白旗の如し。▼大日本史 | |
1248 | 宝治2年 |
6月9日、相模国の川、血の如く赤くなる。▼大日本史 | |
6月15日、常陸国で雪ふる。▼大日本史 | |
9月7日、鎌倉に黄蝶群飛する。17日にもふたたび。▼大日本史 | |
1251 | 建長3年 |
武蔵国品川に流れ浮かんだ大鮫の死体の腹の中から観音像が出る。それを安置し北条時頼は補陀落山海晏寺を建立。鮫洲という地名のおこりとされる。▼ | |
1252 | 建長4年 |
1月27日、鎌倉の海、血の如く赤くなる。2月28日にも。▼大日本史 | |
1253 | 建長5年 |
2月21日、光怪あり。▼大日本史 | |
1255 | 建長7年 |
6月14日、石清水の宮が震動し黒雲におおわれる。▼大日本史 | |
6月14日、鎌倉に光怪とぶ。はじめ白鷺の如く火の如く白布の如くなって飛ぶ。▼大日本史 | |
1274 | 文永11年 |
10月5日、対馬の清水山八幡宮に火炎のまぼろしが出る。その後に元寇がやって来たとされる▼八幡愚童記、津島紀事 ●八幡様の火 | |
10月5日、蒙古が対馬に至る。▼大日本史 | |
10月14日、蒙古が壱岐に至る。▼大日本史 | |
10月19日、蒙古が筑前に至る。▼大日本史 | |
1275 | 建治元年 |
11月、筑紫探題を置く。▼大日本史 | |
1277 | 建治3年 |
7月14日、都で大火。▼大日本史 | |
1279 | 弘安2年 |
12月、京畿諸国に毎年8月1日より15日に至るまでの期間は殺生を禁ず、とのおふれ。▼大日本史 | |
1280 | 弘安3年 |
10月28日、鎌倉で大火。▼大日本史 | |
1281 | 弘安4年 |
5月21日、元の兵大挙来寇。▼大日本史 | |
閏7月1日、日食。石清水宮が黒い雲気におおわれる。▼大日本史 | |
1282 | 弘安5年 |
夏、大疫。▼大日本史 | |
1284 | 弘安7年 |
▼無住道暁『沙石集』 | |
1286 | 弘安9年 |
3月27日、雷雨と共に橘ぐらいの大きさの雹が降る。▼大日本史 | |
1287 | 弘安10年 |
3月5日、夜に光怪みられる。長さ5尺ばかり、西南から東南に向かって飛んで行った。▼大日本史 | |
5月、長雨がつづき洪水。▼大日本史 | |
1290 | 正応3年 |
3月4日、紫宸殿の木獅子が割れる。▼大日本史 | |
1293 | 正応6年・永仁元年 |
4月13日、鎌倉大地震。▼大日本史 | |
10月29日、彗星が見られる。▼大日本史 | |
1304 | 嘉元2年 |
7月、春日山の木が多く枯れる。▼大日本史 | |
8月7日、夜に大風雨のなか光怪みられる。日のごとし、春日山から出て西北へ飛んで行った。▼大日本史 | |
9月28日、葛城山から光が出る。▼大日本史 | |
1305 | 嘉元3年 |
3月30日、申の刻に阿蘇山の池中から日輪の如き火が3つ飛び出して空に舞い上がり、坤(南西)の方角に飛んだ。▼阿蘇山上奇瑞記●太陽の如き火玉 | |
1310 | 延慶3年 |
4月、疾病流行。▼大日本史 | |
11月6日、鎌倉大火。▼大日本史 | |
1312 | 正和元年 |
4月12日、伊豆・駿河・武蔵・下総の海が血のごとく真っ赤になる。数日後にもとにもどる。▼大日本史 | |
1313 | 正和2年 |
3月17日、彗星が見れらる。▼大日本史 | |
1316 | 正和6年・文保元年 |
この年、地震がうちつづく。▼大日本史 | |
1322 | 元亨2年 |
4月26日、郭公の鳴く声がものすごくたくさん聴こえつづけ、縁起の悪いものであるとみんなが言う。▼ | |
夏に大日照りつづき、米が不作。▼大日本史 | |
1326 | 嘉暦元年 |
4月、大疫。▼大日本史 | |
1331 | 元徳3年・元弘元年 |
7月3日、諸国地震。7日にも地震があり富士山でも土砂崩れ。▼大日本史 | |
8月、後醍醐天皇は元弘と改元。8月27日に笠置山へうつる。▼大日本史 | |
1332 | 元弘2年 |
3月、後醍醐天皇隠岐へ流される。▼大日本史 | |
1333 | 元弘3年 |
6月、後醍醐天皇みやこへもどる。▼大日本史 | |
護良親王、征夷大将軍となる。▼ |