もどる

鳥山石燕百石乳|画図百鬼夜行

(目録)

『画図百鬼夜行』下巻(風)の目録です。『画図百鬼夜行』の目録が基本的に本文での記載よりも「ひらがな」表記のほうが強めなのは、目録自体の文字配りなどの「見た目」が重視されている結果のもので、近世や近代の印刷物にもよくあることです。

目録の記載順は中巻とは異なってキチンとしていて、本文のどおりの順番になっています。

下巻で描かれているのは、これまでの巻とは異なって、狩野家の絵巻物に描かれて来た画像妖怪たちが主になっており、100%の産地比率を占めています。

まえへつぎへ

(内題なし)


up.2026.08.16

▼狩野家の画像妖怪…絵巻物に描かれて来た画像妖怪は、上巻では「やまびこ」、「やまわらわ」、「やまうば」、「いぬがみ」、「ねこまた」、「かっぱ」、中巻では「かしゃ」、「うぶめ」、「ゆきおんな」、「ゆうれい」が該当するのぢゃ。数としてはそれぞれ描かれているが、『百物語評判』や『和漢三才図会』など、先行する版本からの情報要素もとりあわせていることが見られ、全巻すべてが狩野家の絵巻物にいる画像妖怪だという構成は、下巻のみの特徴ぢゃ